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小野曽神社

(おのそ じんじゃ)

ひっそり佇む神秘の杜

鳥海山の麓にある小さな神社です。周囲は深い山々に囲まれ、神秘的な雰囲気を漂わせています。山形県飽海郡遊佐町の小野曽地区、鳥海山5合目に通じる山岳観光道路「鳥海ブルーライン」の途中にあります。

鳥海山は、年間降水量が多いことから「水の山」とも呼ばれています。日本海から流れ込む対馬海流の暖かい水蒸気が上昇し、冬の北西季節風に乗って鳥海山にぶつかり、豊富な雨や雪をもたらします。

これらの水は沢となり、中腹のブナ林を潤し、川や滝となって麓へと流れ下ります。また、鳥海山は噴火を繰り返して形成されたため、地質は隙間だらけの溶岩層となっています。そこに染み込んだ雨や雪は長い年月をかけてろ過され、清らかな湧水となって地表に湧き出します。このため、遊佐町には湧水スポットが数多くあります。

中腹には、山の水によって育まれた広大なブナ林が広がります。小野曽神社はブナ林に囲まれて、そっと佇んでいます。

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名称
小野曽神社
(おのそ じんじゃ)

酒田(庄内)

山形県