一夜干しを焼いて味わうのが定番
地元では、由良穴子を一夜干しにして焼く食べ方がよく知られています。香ばしく焼き上げることで、旨みが凝縮され、お酒のおつまみとしても楽しめる味わいになります。
特に特徴的なのが、軟骨まで味わえる独特の食感です。噛むとコリコリとした歯ごたえがあり、一般的な魚とはひと味違った食感を楽しめます。この独特の歯ごたえがクセになるといわれ、地元ならではの珍味として親しまれています。
味わえるのは夏の限られた時期
由良穴子は7月から9月頃に旬を迎える、庄内地方の夏の味覚です。漁獲量や時期が限られるため、いつでも味わえるものではありません。
庄内を夏に訪れる機会があれば、ぜひ由良ならではの希少な海の珍味を味わってみてはいかがでしょうか。
深海に生息する独特な生態
由良穴子は深海に生息する生き物で、一般的な魚とは異なる興味深い性質を持っています。深海での生活に適応するなかで眼が退化しており、視覚に頼らない特徴が見られます。
また、獲物を感知すると周囲の海水を一瞬で粘り気のある状態にし、相手の動きを妨げて捕食するとされる、非常に珍しい性質も知られています。食文化だけでなく、生態にも興味をそそられる海の生き物です。
別名
ぬたうなぎ
旬
7月・8月・9月