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新庄ふるさと歴史センター

(しんじょう れきし)

新庄まつりで運行された山車を展示

新庄ふるさと歴史センターは、山形県新庄市にある、新庄の歴史、民俗、祭りを紹介する拠点施設です。260年の歴史を持つ新庄まつりの山車2台を展示するほか、新庄出身の人間国宝の金工鍛金家「奥山峰石」と洋画家「近岡善次郎」の作品、貴重な考古資料や藩政時代の歴史資料、雪国の暮らしを伝える民俗資料が展示されています。

おまつりホール

ユネスコ無形文化遺産に登録されている「新庄まつり」で運行された最優秀山車を2台が展示されています。歌舞伎部門と物語部門の最優秀山車をはじめ、歴代最優秀山車パネルや映像が展示されています。また、城址ジオラマや能面師の作った山車人形、日本の伝統まつりポスターコンクール受賞作品も見ることができます。

雪国民俗館

雪国民俗館は6室に分かれ、約1万点の農耕民具や職人の道具、わらで作られた民具、再現した昭和の家や商店を収蔵・展示しています。

第1民具室:農作業で使用された民具や昭和20~30年代の農家や商店の内部を再現展示。
第2民具室:町の職人たちが使用した道具や子どもたちの遊び道具を展示。
第3民具室:家の中で使われた道具を展示。
第4民具室:食に関する道具類を展示。
第5民具室:「みの」や「わらぐつ」など、わらで作られた民具を展示。
第6民具室:旧家で使用されたタンスや学校で使用されたオルガンを展示。

民話語りの実演
毎週日曜日13時から15時には、軽妙な昔語りの実演が行われています。

名誉市民特別記念室

人間国宝 奥山峰石記念室
新庄出身の金工界の第一人者、奥山峰石の作品や道具、制作工程を示す映像を鑑賞できます。58歳で人間国宝に認定された至高の技は、打込象嵌や切嵌象嵌による端正で美しい銀の器を次々と生み出しました。端正で美しい銀の器は、展示されているものだけでも計1億円相当の美術品です。

洋画家 近岡善次郎記念室
仙台駅のステンドグラスの原画を描いた新庄市出身の洋画家、近岡善次郎の油彩や水彩画を展示しています。年数回にテーマを変えて展示内容を更新しています。作品群には西洋建築や母子像、雪国の風土を題材にしたものが含まれています。

歴史民俗資料館

新庄の考古資料や新庄藩時代の歴史・文化に関する資料を展示しています。

古代・中世・近世の新庄
新庄藩主戸沢家に関する資料を中心に、新庄の歴史を伝える資料を展示しています。

東山焼コレクション
天保13年に始まった伝統ある東山焼の作品を展示しています。初代から3代までの作品は新庄市指定有形民俗文化財に指定されています。

隠明寺凧
明治時代の初めに旧新庄藩士の隠明寺勇象が作った絵柄入りの凧を展示しています。昭和40年頃に凧の版木が発見され、復元されました。

Information

名称
新庄ふるさと歴史センター
(しんじょう れきし)
リンク
公式サイト
住所
山形県新庄市堀端町4番74号
電話番号
0233-22-2188
営業時間

9:00~16:30(入館は16:00まで)

定休日

毎週火曜日
祝日の翌日(ただし、祝日の翌日が休日、土曜日・日曜日の場合を除く)
年末年始(12/29〜1/3)

料金

大人:300円
高校生:100円
小・中学生:50円

駐車場
アクセス

JR新庄駅から徒歩15分

東北中央自動車道新庄北ICから車で3分

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