新庄エリアには白糸の滝、赤倉温泉、光明寺などの観光スポット、花火大会、新庄まつり、新庄雪まつりなどの観光イベント、そば、粕汁、漬物などのご当地グルメがあります。
新庄市は山形県の北東に位置する市で、かつては羽州街道の宿場町でした。さらに市の南部の本合海集落は最上川水運の主要積出港でした。山形新幹線の終着駅である新庄駅があり、最上地方の中心都市としての役割を担っています。
エコ活動にも積極的な市で、最上地方の自然と人間の共生を主題に最上エコポリス構想が推進されていることでも知られています。さらに、岩手県の遠野市と相並んで東北地方で随一の民話の宝庫としても知られていて、多くの語り部による民話の伝承や記録が盛んで、毎年みちのく民話まつりが開催されています。
新庄市での観光は、新庄城址・最上公園で、寛永2年に時の新庄藩祖戸沢政盛が築いた新庄城です。最上公園は市民の憩いの場でもあり、観光のスポットでもあり、春には桜が咲き誇り、春まつりやカド焼きまつりでは、大勢の花見客で賑わいを見せます。
あじさいの杜 あじさいのもりは市の花あじさいの名所で、新庄市の花となっているあじさいが34種類45,000株もあり、7月上旬が見頃です。交通公園のSLと桜も家族での観光には良く、桜が周囲にきれいに咲き、子供達に人気のSLが桜ととてもよくマッチします。
最上川は、山形県を流れる一級河川最上川水系の本川で、流路延長の229kmの流域面積は山形県の面積の約75%にあたる、日本三大急流の一つです。最上峡は最上川にある峡谷で、最上川県立自然公園の中心になっており、新緑や紅葉の時期の観光は最高です。なお、最上峡では観光船が周遊しており、山肌が川岸まで押し迫る光景は圧巻です。
白糸の滝は草薙温泉の対岸にある日本の滝百選の一つで、最上川にある48の滝の中でも最大で、落差は120mもあります。
最上川は民謡の最上音頭で知られていて、一度はその雄大かつ急な流れを見たいという観光客が多く、その意味では新庄市へのアクセスがどこからでも比較的容易ですから、山形県の観光の旅をする時には、このルートは外せないでしょう。
最上川の舟下りは、山形県最上川で行われる舟運です。古くから酒田港と米沢を結ぶ交通手段として利用されてきましたが、現在は観光目的で運行されています。最上川は山形県内を流れる美しい川です。 最上峡は山形県の最上川中流に位置し、戸沢村古口地区から庄内町の清川地区までの全長16㎞の渓谷です。奇岩怪石や豊かな緑に囲まれ、最上川の中でも特に美しい景観を誇ります。 年中無休で定期船が運航しており、経験豊富な船頭さんが、歌声と軽快な最上訛りのガイドで舟下りを盛り上げてくれ、両岸に山が迫る雄大な自然を眺める最上川舟下りは、心に残る体験となるでしょう。最上峡にあるいくつかの地点から乗船できます。...»
山形県新庄市で開催される新庄まつりは、毎年8月24日~26日の3日間開催される、東北屈指の夏祭りです。260年以上の歴史を持つこの祭りは、華麗な山車行列、勇壮な神輿渡御行列、風情のある鹿子踊りなどが繰り広げられ、毎年多くの観光客を魅了しています。 新庄まつりは年々規模を拡大し、観光客も増加しています。2006年には250周年を迎え、特別に27日にも山車の運行が行われました。2019年には3日間で過去最高の56万人が訪れました。2016年には「山・鉾・屋台行事」の一つとしてユネスコ無形文化遺産に登録されました。...»
肘折温泉は、昔ながらの湯治場の雰囲気を今も残す温泉街です。源泉かけ流しの上質な湯とゆったりした素朴な町並みが魅力です。温泉街の真ん中にある旧郵便局舎は、昔ながらの町並みに突然現れるハイカラな建物で、レトロな雰囲気が写真映え間違いなし。名物の朝市では、旬の山菜や野菜がずらりと並び、早起きして地元のお母さん達とのほっこりした会話を楽しむのもおすすめです。 肘折温泉は、「肘折カルデラ」と呼ばれる凹地の東端に位置します。豪雪地帯であり、冬季の積雪量は4メートルを超えることもあります。豪雪地帯だからこそできる冬のイベントを多数開催しています。...»
山形県最上川中流にある最上峡は、戸沢村古口地区から庄内町の清川地区までの全長16kmにわたる渓谷です。山形県の母なる川である最上川の中でも、両岸に迫る山々が美しいこの場所は、随一の景観を誇る場所として知られています。一帯は天然杉などが現在も保存されており、最上川県立自然公園に指定されています。...»
小国川の清流に沿って軒を連ねた風光明媚な瀬見温泉は、源義経と武蔵坊弁慶に関する伝説が数多く残されています。古くから新庄の奥座敷として親しまれてきたこの温泉には、のどかな風景と歴史ロマンを感じさせてくれます。 瀬見温泉は、文治3年(1187年)に兄・源頼朝に追われて平泉を目指していた義経一行が発見したと伝えられています。義経の子・亀若丸の誕生時に、産湯を探していた弁慶が岩陰から立ち上る湯の煙を見つけ、持っていた薙刀「せみ王丸」の石突きで掘ったとされています。...»
山形県最上町にある赤倉温泉は、1100年以上の歴史を持つ温泉街です。豊富な湯量で湧き出る温泉は、各旅館ごとに自家源泉を持っており、それぞれ趣を凝らした多彩なお風呂のかけ流しの温泉で、山形県内でも類を見ない温泉地です。 開湯は貞観5年(863年)に諸国を行脚していた慈覚大師が、村人たちが傷ついた馬を小国川の川湯で治しているのを見て、錫杖で岩を掘ったところから湯が噴出したと伝えられています。現在でも、小国川の石を掘ると温泉が湧き出てきます。湯から上がった後は、いつまでも体がぽかぽかと温かい「温まりの湯」です。...»
新庄城の本丸跡は最上公園として市民の憩いの場となってます。新庄城の堀や石垣は残されており、戸沢神社、天満宮、護国神社がまつられています。春には約300本のソメイヨシノやシダレザクラが咲き誇り、多くの花見客で賑わいます。...»
雄大な最上川に設置された日本一の規模を誇る観光ヤナ場「白鷹ヤナ公園」。名物「鮎の塩焼き」をはじめ、アユ料理がいつでも楽しめる人気観光施設です。 春には最上川にかかる鯉のぼりが泳ぎ、紅花が見頃となる夏には川風を感じながら観光ヤナ場を楽しめます。秋には「白鷹鮎まつり」で白鷹グルメを堪能し、冬には寒風干し鮎が絶品です。レストランでは鮎づくしの料理を楽しめ、屋外では炭火で香ばしく焼かれた鮎をビール片手に味わうことができます。...»
山形県最上郡戸沢村にある道の駅とざわは、韓国文化と美しい景色を楽しめる道47号線沿いの道の駅です。愛称は「モモカミの里 高麗館」。 戸沢村は韓国と縁のある村として知られ、その縁で韓国風の建物となっています。韓国料理を楽しめるレストランや産品開発を行っている「戸澤流キムチ」、食堂や売店の品揃えも韓国商品が充実。韓国の歴史や文化についての紹介コーナー「民族資料館」があります。...»
まほろば古の里歴史公園は、高畠町のシンボルである「安久津八幡神社の三重塔」と「県立うきたむ風土記の丘考古資料館」を中心に、古墳や復元住居、田園、四季の花々が楽しめる公園です。 「まほろば」とは、古事記などにみられる「まほら」という古語に由来する言葉で、「丘や山に囲まれた稔り豊かな住みよいところ」という意味をもっています。自然と歴史が融合したこの場所は、桜や菜の花、ひまわりなどの花々と三重塔の景色が美しい観光スポットとして一年中多くの人々が訪れます。...»
旧有路家住宅(封人の家)は、山形県最上町にある江戸時代初期の古民家です。俳人・松尾芭蕉が奥の細道を行脚中に立ち寄ったとされる家としても有名です。「蚤虱馬の尿する枕もと」の句で詠まれたこの家は、芭蕉にとって印象深い場所であったことが伺えます。 山形県東部に古くから見られた茅葺き寄棟造りの広間型民家で、当時の庄屋の暮らしぶりを今に伝える貴重な建造物として、1969年(昭和44年)に国の重要文化財に指定されています。1971年(昭和46年)から1973年(昭和48年)にかけて解体復元修理が行われ、創建当時の様式で保存され、一般公開されています。 この住宅は「おくのほそ道」に記された堺田の「封人の...»
高畠町のシンボルである「三重の塔」と、参道途中の舞楽殿、その奥に本殿があります。この三つの建造物は県の指定文化財となっています。古墳や復元住居、田園、四季の花々など自然と歴史を感じとれる公園「まほろば古の里歴史公園」の中に位置しています。...»
最上川芭蕉ライン舟下りの降船所に位置する多機能施設です。国道47号線沿いにあり、観光に便利な立地です。 1階にはおみやげ売り場があり、蒸かしたての饅頭も楽しめます。2階には最上川の美しい景色を眺めながらゆったりと地元の食材をふんだんに使った食事を楽しめるレストランがあります。3階には美術館、4階には会議室があり、各階の施設は広く、多様な用途に対応しています。...»
赤倉温泉スキー場は、恵まれた雪質とバリエーション豊かなコースを持ち、初心者から上級者まで楽しめるスキー場です。新設されたツリーランエリアでは、木々の間を縫うように滑りながら未圧雪のパウダースノーを堪能できます。 大回転競技にも使われ絶賛された国体コースなど、本格的なコースも揃っています。キッズパークはしっかりとネットで区切られ、安心して楽しむことができます。思う存分滑った後は、スキー場内にあるヒュッテでお腹を満たすも良し、温泉で疲れを癒すも良しです。...»
室町時代の天文15年(1546年)に佐々木貞綱が聖観音像を祀るために建立したお堂に始まります。天台宗の寺院で正式名称は「庭月山 月蔵院」(ていげつさん がつぞういん)ですが、一般的に庭月観音と呼ばれています。 最上三十三観音の三十三番札所「打ち止めの霊場」として、多くの巡礼者が訪れます。毎年8月18日には、仏式としては東日本随一の「庭月観音灯ろう流し」が行われます。...»
肘折希望大橋は全長240mの鋼製ラーメン(ドイツ語で骨組みの意)桟道橋で、日本一の長さを誇ります。この橋は2012年に崩落した県道に代わって建設され、2013年11月に完成しました。肘折温泉郷への新たなシンボルとして、S字を描く形状と巨大な橋脚のスケールが特徴です。...»
山形県大蔵村は、冬になると雪景色と積雪3メートルを超える豪雪地帯ならではの熱気あふれるイベントが楽しめる村です。1月下旬から2月の週末にかけて想的な雪回廊、2月下旬には、雪を掘る地面出し競争、3月中旬には巨大雪だるま「おおくら君」のお目見えや冬の花火大会が楽しめます。 世界一の雪だるまとして登録された「おおくら君」は、大蔵村の冬の風物詩です。毎年3月中旬に開催される「おおくら雪ものがたり」で、肘折いでゆ館前にお目見えし、冬花火が夜空を彩ります。...»
地蔵倉は奇岩が連なる肘折温泉の開湯伝説の地にある仏教遺跡です。約600年前に開創された霊場で、凝灰岩の断崖に地蔵菩薩の石像が安置されています。 かつて開湯縁起にまつわる老僧が住んでいたとされています。現在では縁結びの神、商売繁盛の神として知られ、多くの人がお参りに訪れます。岩肌の小さな穴にこよりを通すことができれば、願い事が叶うと信じられています。...»
湯の台高原は国道458号線、肘折の手前に位置しています。9月上旬には広大な高原がそばの白い花で覆われ、まるで白いじゅうたんを敷き詰めたような風景が広がります。この時期、多くの人々が夏の終わりと秋の訪れを感じさせる白い花を写真に収めるために訪れます。...»
山形県高畠町高安にある犬の宮・猫の宮は、全国でも珍しい犬と猫を祀る神社です。ペットの愛犬・愛猫の供養と健康祈願のため、写真や首輪を奉納する参拝者が多く、毎年7月には全国ペット供養祭が開催されます。犬の宮参道には戸川幸夫の「高安犬物語」の文学碑があります。...»
新庄藩主戸沢家の歴代の廟所が並ぶ瑞雲院は、国指定史跡として知られています。地元では「おたまや」と呼ばれ、江戸時代に建てられた総ケヤキ造りの美しい建物が特徴です。歴代藩主の墓が一つの場所に並ぶ様式は、新庄では藩主とともに奥方も一つの廟所に納められている点が非常に珍しいです。...»
鳥越八幡神社は新庄市の南側、鳥越楯跡にあり、古くから鎮守の神として祀られてきました。新庄最古の社殿と夫婦杉と呼ばれる御神木で知られるパワースポットです。 新庄藩祖戸沢政盛の養子、定盛が江戸初期の寛永15年(1638年)に造営した本殿は、華やかな意匠を持つ新庄最古の建造物で国の重要文化財に指定されています。...»
新庄ふるさと歴史センターは、山形県新庄市にある、新庄の歴史、民俗、祭りを紹介する拠点施設です。260年の歴史を持つ新庄まつりの山車2台を展示するほか、新庄出身の人間国宝の金工鍛金家「奥山峰石」と洋画家「近岡善次郎」の作品、貴重な考古資料や藩政時代の歴史資料、雪国の暮らしを伝える民俗資料が展示されています。...»
新庄市北部の泉田地区にある江戸中期の農家住宅で、貴重な建造物です。多雪対策のための「まや中門造り」と呼ばれる住居と馬屋が一体となった建築様式が特徴で、日本海側の秋田、新潟、山形といった雪国に多く見られます。中に入るといろりや農具などがあり江戸時代の農家の暮らしを感じることができます。昭和44年に国の重要文化財に指定されました。旧矢作家住宅は4月から11月まで一般に公開されています。...»
小杉の大杉は、鮭川村内の小杉地区に位置し、その姿から「トトロの木」と呼ばれています。この大杉は村民に御神木として親しまれており、アニメ映画「となりのトトロ」のキャラクター・トトロの形に似ていることで有名です。樹高は約20メートルある巨木で、その昔、新庄の殿様が鹿狩りの最中に猛吹雪に襲われ、この木の下で風雪を避けたという伝説があります。...»
新庄地区で約40年前から親しまれている「とりもつラーメン」は、地元の人々に愛され続けている一品です。煮込んだ鶏モツのコクと旨味がスープに溶け出し、あっさりとした醤油スープとのバランスが絶妙な味わいを楽しむことができます。...»
最上郡最上町、舟形町を流れる最上川の支流「最上小国川」は、東北でも有数の天然アユの漁場として知られています。この川で獲れるアユは「松原アユ」と呼ばれ、そのバランスの良い形、香り、味が一級品として珍重されています。 松原アユは、シンプルに塩焼きで食べるのがおすすめです。芳しい香りと、ほろほろとほぐれる香ばしい身の旨みがやみつきになります。シーズン中は、最上町の飲食店や旅館などでその味を堪能できます。松原アユの旬は7月から9月です。...»
江戸時代、朝鮮から訪れた通信使をもてなすために振舞われたとされるほど、古くから食されていた由緒ある和菓子。うるち米ともち米を製粉して味付けした「くじら餅」は、一番ポピュラーなのは砂糖醤油味。その他にはみそ味やよもぎ、あん入りなど、各家庭によって、バリエーション豊富にアレンジして食べている。できたてはそのまま、時間をおいて固くなったら焼くと更にまた美味しく食べられる。夏場はひんやりと冷たくしてもなかなかの美味。...»
環境省が選定する名水百選のひとつである清流、小見川の水源となっている地下水を利用して育てられているのが、山形わさび“雪芭蕉”である。品種は、わさびの中でも最も香り高いといわれる最高品種“真妻”で、料亭や寿司店などで使われている高級わさびだ。農薬や肥料を一切使わずに、自然の恵みである湧き水だけで栽培されたこのわさびは、雑味がなくみずみずしさが特長。辛みだけではない、ほのかな甘みがあり、おろした途端に広がる芳醇な香りに、食欲をそそらる。...»