山形県 » 米沢

赤湯からみそラーメン

(あかゆ)

ニンニクや唐辛子を練り込んだ辛味噌玉を丼の中心に

「味噌ラーメン」と聞くと、まず札幌が思い浮かびますが、山形内陸部の赤湯地方にも独自の味噌ラーメン文化「辛味噌ラーメン」が根付いています。これは昭和35年に山形の代表的なラーメン店『龍上海』が開発したもので、創業当初はしょうゆラーメンでしたが、店主家族が自宅でスープに味噌を溶かして食べていたのが起源とされています。

辛味噌玉の特徴

赤湯からみそラーメンの特徴は、ニンニクや唐辛子を練り込んだ辛味噌玉を丼の中心にのせることです。この辛味噌を少しずつ溶かしながら、自分好みの辛さに調整して食べるスタイルです。数十種類の材料を使ったこってりスープに辛味噌をのせることで、辛いものが苦手な人でも楽しめる工夫がされています。

太い平打ちのちぢれ麺

麺は、出前でも伸びないように工夫された太い平打ちのちぢれ麺で、1玉180gとボリューム満点です。この麺は朝4時から打ち始め、1つ1つ丁寧に手揉みされており、モチモチ・しこしこの食感が特徴です。濃いめの味噌スープとよく絡み、しっかりとした味ながらもくどくなく、毎日食べたくなるような味わいです。

山形県民のソウルフード

赤湯からみそラーメンは、山形県民にとってソウルフードとして親しまれています。このラーメンを求めて全国から多くのお客さんが訪れます。一度食べたらクセになる、他では味わえない一杯です。

Information

名称
赤湯からみそラーメン
(あかゆ)

米沢

山形県