最高の景観
姥湯温泉の景観は山形県内でも第一と称され、特に春の新緑や秋の紅葉は見事です。岩壁から噴き出す六つの湯口のうち、桝形屋では一本を使い、残りは川へ流れ落ちています。宿の近くには大きな露天風呂が二つあり、高温で楽しめます。
自然と調和した露天風呂
野趣あふれる露天風呂は、谷川の音や鳥のさえずりを聞きながら、眼前に広がる渓谷美を眺める入浴でき、心身共に癒されます。
新緑・紅葉・満天の星
南画にでも出てきそうな深山幽谷の温泉場、姥湯温泉。大日岳の山麓、大昔の噴火口跡にあり、その名も神秘的な姥湯温泉は、荒々しい赤褐色と灰色の岩峰が立ちはだかります。
温泉使用量は毎分300リットルで、源泉温度は51度。泉質は単純温泉(低張性酸性高温泉)で、青みがかった白濁湯が特徴です。加水・加温なしで、単純酸性硫黄温泉を源泉かけ流しです。
お風呂は3つの露天風呂と内風呂があり、すべて源泉かけ流しです。春の新緑、夏の避暑、秋の紅葉と一年中楽しめます。
特に「山姥の湯」(混浴露天風呂)は三方を奇岩奇石がそびえ立つ絶壁に囲まれ、他では味わえない眺めがあります。
桝形屋
開湯天文2年(1533年)の歴史を持ち、標高1300メートルの県内最高所に位置する温泉です。桝形屋初代が山師として金山を探していた時、山姥に教えられて発見したとされ、その名もこれに因んで姥湯となりました。宿は和室13室(トイレ付)で提供されます。
冬期は11月上旬から4月下旬まで休業となります。