☰
✕

山形県 > 米沢 > 赤湯ラーメン

赤湯ラーメン

(あかゆラーメン)

山形を代表する、辛味噌が決め手のご当地ラーメン

赤湯ラーメンは、山形県南陽市の旧赤湯町で親しまれているご当地ラーメンです。山形県内のラーメンは醤油ベースのスープが多いことで知られていますが、赤湯ラーメンは味噌スープの上に辛味噌をのせる独特のスタイルが大きな特徴です。

丼の中央に添えられた辛味噌を少しずつスープに溶かしていくことで、味わいと辛さが徐々に変化していきます。最初からすべてを溶かすのではなく、好みの量を少しずつ混ぜながら食べるのが基本的な楽しみ方です。

赤湯からみそラーメンで知られる「龍上海」

赤湯は「ラーメンの町」としても知られており、その代表的な存在が龍上海 赤湯本店です。1958年創業の老舗で、看板メニューの「赤湯からみそラーメン」を求めて、地元だけでなく全国各地から多くの人が訪れます。

人気の「赤湯からみそラーメン」は、赤湯産の唐辛子などを使った辛味噌と、旨味のある味噌スープ、太い平打ちのちぢれ麺を組み合わせた一杯です。濃厚なスープと麺がしっかり絡み、辛味噌を加えることで味に変化が生まれます。

自家製にこだわった太い平打ち麺

龍上海では、麺づくりから一貫して自家製麺にこだわっています。良質な小麦を使用した多加水麺は、ひと玉ずつ手揉みすることで適度な縮れをつけています。

太く平打ちされた麺は、モチモチとした食感としっかりとしたコシがあり、濃いめの味噌スープをたっぷりと絡めて味わえるのが魅力です。麺量も180gとボリュームがあり、食べ応えのある一杯となっています。

数十種類の材料を使った濃厚なスープ

スープには、煮干し、豚骨、鶏がら、タマネギ、ニンジンなどが使われ、さまざまな素材の旨味を重ねています。濃厚でしっかりとした味わいながら、辛味噌を少しずつ溶かすことで、味の変化を楽しめるように仕上げられています。

具材にはチャーシュー、ナルト、メンマ、青のりなどが使われ、味噌のコクと辛味、麺の食感を引き立てています。

ニンニクと唐辛子を練り込んだ特製辛味噌

赤湯ラーメンを象徴するのが、丼の中央に盛り付けられた辛味噌です。山形の赤味噌をベースに、唐辛子やニンニクなどを加えて作られています。

この辛味噌を最初からスープ全体に溶かしてしまうと、かなり辛い味わいになります。そのため、少しずつ溶かしながら食べることで、まずは味噌スープ本来の味を楽しみ、そこから徐々に辛味と香りを加えていくことができます。

辛味噌ラーメン誕生のきっかけ

龍上海が創業したのは1958年。当初はなかなか繁盛せず、売れ残ったスープを初代店主が自宅へ持ち帰り、味噌を加えて味噌汁にして家族で食べていたといいます。

ある日、その味噌汁に息子が麺を入れて食べたところ、これがおいしいと父親に勧めたことがきっかけとなり、新しいラーメンの開発が始まりました。

試行錯誤から生まれた「からみそ」のスタイル

試行錯誤を重ねた結果、赤湯特産の唐辛子や山形の赤味噌などを組み合わせた辛味噌を、スープに最初から混ぜ込まず、丼の上にトッピングするスタイルが1960年に完成しました。

辛味噌を食べる人自身が少しずつ溶かして辛さを調整できることが、現在の赤湯からみそラーメンの大きな特徴につながっています。

札幌の味噌ラーメンと同時期に誕生

一般的に味噌ラーメンの元祖として知られているのは、1961年に札幌市の「味の三平」で発売された味噌ラーメンです。一方、龍上海でもほぼ同じ時期に味噌ラーメンの販売が始まっています。

当時は現在ほど情報が広く行き交う時代ではなかったことから、ラーメン評論家の大崎裕史は、どちらかが一方を参考にしたというより、異なる場所で自然発生的に味噌ラーメンが生まれた可能性があると推測しています。

全国に知られるご当地ラーメンへ

龍上海は長年にわたって地元で親しまれる人気店として営業を続けました。その後、2005年には新横浜ラーメン博物館に出店し、さらに2008年には明星食品が製造したカップ麺「龍上海 山形赤湯から味噌ラーメン」がセブン-イレブンで販売されました。

こうした展開をきっかけに、赤湯からみそラーメンの名前は山形県内だけでなく、全国のラーメンファンにも知られるようになりました。

南陽市のラーメン文化を発信

2017年には、南陽市の「ラーメン課R&Rプロジェクト」によって制作された小冊子『なんようしのラーメン』でも、赤湯ラーメンや龍上海が紹介されています。

赤湯ラーメンは一店舗の名物にとどまらず、南陽市の食文化を代表する存在として地域の魅力発信にも活用されています。

赤湯からみそラーメンの主な食材

スープ

煮干し、豚骨、鶏がら、タマネギ、ニンジンなどを使い、素材の旨味を重ねています。

具材

チャーシュー、ナルト、メンマ、青のりなどが使われています。

辛味噌

山形の赤味噌をベースに、唐辛子やニンニクなどを加えています。辛味と味噌のコク、ニンニクの風味がスープにアクセントを加えます。

麺

多加水麺を使用した太い平打ちのちぢれ麺で、モチモチとした食感とコシが特徴です。

辛味噌を少しずつ溶かして味の変化を楽しむ

赤湯からみそラーメンを味わう際は、丼の中央にのった辛味噌を少しずつスープに溶かしていくのがおすすめです。

まず辛味噌を溶かさずに味噌スープを味わい、その後、少量ずつ辛味噌を混ぜていくと、味噌のコクに辛味やニンニクの風味が加わり、ひとつのラーメンの中で味わいが変化していきます。

辛いものが好きな人は辛味噌を多めに溶かすなど、自分好みの辛さに調整できるのも魅力です。辛味噌が別売りされている場合は、追加してさらに辛さを楽しむこともできます。

醤油ラーメンにも辛味噌をプラス

赤湯ラーメンの楽しみ方は、味噌ラーメンだけではありません。龍上海では、醤油ベースのラーメンに辛味噌をトッピングする食べ方も楽しめます。

なお、龍上海では考案したラーメンを「赤湯ラーメン」という名称で醤油ラーメンとして提供しており、味噌を使った看板メニューは「赤湯からみそラーメン」という名称で提供されています。

赤湯の名物として受け継がれる一杯

赤湯ラーメンは、太い平打ちのちぢれ麺、コクのある味噌スープ、そして自分で辛さを調整できる辛味噌が組み合わさった、南陽市を代表するご当地グルメです。

1958年創業の龍上海から始まった味噌ラーメンの歴史は、地元で長く愛される味として受け継がれ、現在では全国からラーメンファンが訪れる存在となっています。

「赤湯ラーメン」「赤湯からみそラーメン」「赤湯辛味噌ラーメン」は、考案した龍上海の登録商標でもあります。赤湯を訪れた際には、辛味噌を少しずつ溶かしながら、味の変化を楽しんでみたい山形ならではの一杯です。

龍上海の人気とこだわり

赤湯はラーメンの町としても有名で、龍上海赤湯本店は平日でも行列ができるほどの人気店です。看板メニューの「赤湯からみそラーメン」は、赤湯産の唐辛子を使った辛味噌が、濃厚で深い旨味のあるスープを引き立て、縮れ太麺にたっぷり絡めていただく一杯です。

1958年創業の「龍上海 赤湯本店」は、製麺から一貫して自家製にこだわり、全国各地から客が訪れる人気店です。出前でも伸びない太い平打ち麺は、良質の小麦を使い、ボリュームも180gとたっぷり。ひと玉ずつ行う手揉みによって適度に縮れ、モチモチとコシの強い食感がスープとよく絡みます。

ニンニクや唐辛子を練り込んだ辛味噌玉を丼の中心にのせるのが特徴的で、好みに応じて辛さを調節しながら徐々に溶かして食べることが特徴です。数十種類の材料を使用してこってりスープを作り、それに辛味噌をのせることで、辛味噌が食べられない人でも楽しめるようにしています。太い平打ちのちぢれ麺が濃いめの味噌スープとよく絡んで、しっかりとした味ながらもくどくなく、毎日食べたくなるような味です。

考案した店である龍上海では、「赤湯ラーメン」として醤油ラーメンを提供していおり、「赤湯からみそラーメン」のメニュー名で提供しています。

赤湯ラーメンの歴史

1958年に創業した龍上海ですが、当初は繁盛せず、売れ残ったスープを初代店主が自宅に持ち帰り、味噌を入れて味噌汁にして家族で飲んでいました。ある日、その味噌汁に息子(後の二代目店主)が麺を入れて食べたところ、美味しいと父に勧め、これがきっかけでラーメンの開発が始まりました。試行錯誤の末、赤湯特産の唐辛子や山形の赤味噌などをブレンドした辛味噌をスープに混ぜずトッピングするスタイルが1960年に完成しました。

一般的に味噌ラーメンの元祖とされているのは、1961年に札幌市の味の三平で発売された味噌ラーメンですが、龍上海も同時期に味噌ラーメンの販売を開始しています。ラーメン評論家の大崎裕史は、当時は情報の流通も少なく、どちらかが真似をしたわけではなく、自然発生的に誕生したのではないかと推測しています。

龍上海は地元で長らく人気店として営業を続け、激辛ブームを先取りしていたとも言えます。2005年には新横浜ラーメン博物館へ出店し、2008年には明星食品製造のカップ麺「龍上海 山形赤湯から味噌ラーメン」がセブン-イレブンで販売され、ラーメン博物館出店と共に全国的に名が知られるようになりました。

2017年には、南陽市の白岩孝夫市長の主導による「ラーメン課R&Rプロジェクト」で作成された小冊子『なんようしのラーメン』でも赤湯ラーメン、龍上海が取り上げられています。

なお、「赤湯ラーメン」「赤湯からみそラーメン」「赤湯辛味噌ラーメン」は、考案した店である龍上海の登録商標でもあります。

主な食材

龍上海で提供する赤湯からみそラーメンに使用されている食材は以下の通りです。

スープ: 煮干し、豚骨、鶏がら、タマネギ、ニンジン
具材: チャーシュー、ナルト、メンマ、青のり
辛味噌: 山形の赤味噌に唐辛子、ニンニクなどを加えたもの
麺: 多加水麺

食べ方

赤湯ラーメンの最大の特徴である辛味噌は、一度に全部溶かすとかなり辛くなるため、少しずつ溶かして自分の好みの辛さで食べることが推奨されています。辛味噌は別売りされていることもあり、より辛い味が好みならば追加トッピングすることも可能です。また、味噌ラーメンだけでなく、醤油ベースのラーメンに辛味噌をトッピングすることもできます。

Information

名称
赤湯ラーメン
(あかゆラーメン)
リンク
公式サイト
住所
山形県南陽市二色根6-18
電話番号
0238-43-2952
営業時間

11:30~19:00(LO18:30)

定休日

水曜日

駐車場
24台 ※大型バスも可
アクセス

電車:JR奥羽本線赤湯駅より徒歩約20分

米沢

山形県