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米沢ラーメン

(よねざわ)

コシの強い手もみ細縮れ麺

米沢ラーメンは、山形県のご当地ラーメンのひとつで、県外からも多くの客が訪れるほど人気があります。

その魅力のひとつが、手もみ細縮れ麺です。この麺は、しわくちゃにした機織物のやわらかな感触をラーメンで再現しようと考案されました。

米沢市内には、米沢ラーメンを提供する店舗を含め、100軒を超えるラーメン店があります。ほとんどの店舗では「ラーメン」ではなく「中華そば」と呼ばれています。

米沢ラーメンの特徴

米沢ラーメンの細縮れ麺は、通常よりも多めの水を加えて打ち、打ち上がった麺を手もみして2~3日ほど熟成させます。こうすることで、コシが強く、歯応えがあり、スープとよく絡む麺が完成します。

米沢ラーメンのスープは非常にシンプルです。鶏ガラや豚骨、煮干しをダシに使ったあっさりとしたしょうゆ味が定番です。このシンプルなスープが、手もみ細縮れ麺と絶妙にマッチします。

歴史

米沢ラーメンの始まりは、1920年代に米沢に住んでいた中国人が始めた中華そばの屋台です。その後、東京で修行したコックが「手揉み」による縮れ麺を発案し、現在の米沢ラーメンの特徴が形成されました。

Information

名称
米沢ラーメン
(よねざわ)

米沢

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