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米沢

米沢の観光におすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

米沢 観光ガイド

米沢の観光・旅行 Info

歴史の街・米沢で訪れたい名所

上杉神社

上杉神社は、戦国の名将・上杉謙信公を祀る神社で、米沢城跡に建てられています。境内には上杉鷹山ゆかりの史跡も点在し、春には桜の名所としても人気があります。

上杉博物館(伝国の杜)

上杉博物館は、上杉家の歴史を伝える資料が豊富に展示されている博物館です。「伝国の杜」と呼ばれる文化複合施設で、映像やジオラマによる分かりやすい展示が特徴です。

春日山林泉寺

春日山林泉寺は、上杉家の菩提寺として知られています。境内には謙信公の墓所があり、荘厳な雰囲気に包まれた静かな空間です。歴史ファンには必見のスポットです。

自然と温泉を楽しむスポット

小野川温泉

小野川温泉は、開湯1200年の歴史を持つ米沢の名湯。美肌の湯として評判で、旅館や日帰り入浴施設も充実しています。6月中旬からのホタル観賞も人気です。

白布温泉と西吾妻スカイバレー

標高約900mの高地にある白布温泉は、風情ある湯治場の雰囲気が残る静かな温泉地です。近くの西吾妻スカイバレーは、紅葉の名所としても知られ、秋のドライブにおすすめです。

季節ごとの魅力ある観光スポット

春:松が岬公園の桜

上杉神社のある松が岬公園では、春になると約200本の桜が咲き誇り、多くの花見客で賑わいます。夜間はライトアップされ、幻想的な夜桜が楽しめます。

夏:南原地区のひまわり畑

南原地区では、7月中旬〜8月上旬にかけて、広大なひまわり畑が広がります。一面黄色に染まる景色は圧巻で、写真映えするスポットとして人気です。

秋:紅葉の名所・栗子峠

栗子峠は、山形県と福島県の県境に位置する紅葉の絶景スポット。10月中旬〜下旬には色鮮やかな山々の風景を楽しむことができます。

冬:上杉雪灯篭まつり

2月上旬に開催される上杉雪灯篭まつりは、米沢の冬の風物詩。雪で作られた灯篭や小さな雪像に灯がともされ、幻想的な光景が広がります。防寒対策をして訪れましょう。

ご当地グルメと一緒に楽しむ観光

米沢牛レストランめぐり

米沢といえば米沢牛が有名。観光の合間には「登起波」や「吉亭」などの老舗で、すき焼きやステーキ、焼肉を堪能するのがおすすめです。

道の駅 米沢

道の駅 米沢は、地元の食材や特産品が揃う施設です。農産物の直売やフードコートもあり、お土産購入にも最適な立ち寄りスポットです。

米沢のグルメガイド

米沢の代表的な名産品

米沢牛

米沢牛(よねざわぎゅう)は、山形県を代表する黒毛和牛の一つで、全国的にも非常に高い評価を受けているブランド牛です。肉質はきめ細かく、脂の旨味が強く、柔らかい口当たりが特徴です。すき焼き、しゃぶしゃぶ、ステーキなど、さまざまな調理法で楽しむことができます。

玉こんにゃく

玉こんにゃくは、山形県全域で親しまれているローカルフードです。丸く成形されたこんにゃくを醤油ベースのタレでじっくり煮込んだシンプルな料理で、米沢でも祭りや観光地などで気軽に味わうことができます。

米沢鯉料理

鯉の甘煮は、昔から米沢地方の郷土料理として伝わる一品です。米沢藩の財政を救った上杉鷹山公の時代から、栄養価の高い鯉は貴重なタンパク源として親しまれてきました。甘じょっぱく煮込んだ鯉は、ご飯のおかずにもぴったりです。

米沢で味わいたい人気のローカルフード

冷たい肉そば

冷たい肉そばは、山形県の中でも特に内陸部でよく食べられている郷土料理。鶏の旨味が効いた冷たいつゆに、歯ごたえのあるそばを合わせた夏の定番メニューです。米沢市内でも提供する店が増えています。

どんどん焼き

どんどん焼きは、小麦粉ベースの生地にソースを塗って、割り箸に巻いて焼き上げる山形のB級グルメです。軽食として地元の人々に親しまれており、お祭りなどでもよく見かけます。

おすすめのレストラン・飲食店

登起波(ときわ)

登起波は、米沢牛の老舗として名高い名店です。明治時代創業の伝統を持ち、すき焼き、しゃぶしゃぶ、網焼きなどを上質な空間で味わえます。観光客にも大変人気があり、事前予約が推奨されます。

吉亭(よしてい)

吉亭は、江戸時代の武家屋敷を改装した趣のある建物で米沢牛料理を提供する格式高いレストランです。四季折々の風情とともに上質な食体験ができます。

道の駅 米沢 フードコート

道の駅 米沢では、手軽に米沢牛入りメニューや地元食材を使った郷土料理を味わうことができます。旅の途中に立ち寄ってランチやお土産購入にも最適です。

人気のお土産・特産品

米沢牛関連商品

米沢牛のしぐれ煮、缶詰、レトルトカレーなどは、お土産に最適な人気商品です。保冷パックで精肉を持ち帰ることも可能な店舗もあります。

さくらんぼ加工品

山形といえばさくらんぼ。その中でもジャム、ゼリー、ワインなど、加工品も豊富です。見た目もかわいく、贈答用にも好まれます。

地酒

米沢周辺には地酒の蔵元がいくつかあり、東光(とうこう)などのブランドが有名です。飲み比べセットや限定酒もあり、酒好きな方へのお土産として喜ばれます。

笹野一刀彫

笹野一刀彫は、米沢の伝統工芸品のひとつで、鷹や干支の動物を彫った木彫りの作品です。小ぶりなサイズのものはお土産やインテリアにもぴったりです。

米沢の季節の祭り・イベント

米沢の四季折々の祭りとイベント

上杉雪灯篭まつり(2月)

上杉雪灯篭まつりは、毎年2月に米沢市の上杉神社を中心に開催される冬の風物詩です。約300基の雪灯篭と1,000個以上の雪ぼんぼりが並び、ろうそくの明かりが幻想的な世界を作り出します。寒さの中に心温まる光景が広がり、地元グルメの屋台や音楽演奏なども行われ、多くの観光客で賑わいます。

上杉まつり(4月29日〜5月3日)

上杉まつりは、上杉謙信公を偲ぶ祭りで、米沢市最大級の春のイベントです。期間中には武将行列や甲冑武者の出陣式が行われ、最終日には「川中島合戦」の再現劇が松川河川敷で大々的に演じられます。全国から戦国ファンが訪れる迫力あるイベントです。

米沢納涼花火大会(8月上旬)

米沢納涼花火大会は、夏の夜空を彩る米沢市の一大イベントです。およそ6,000発の花火が打ち上げられ、松川沿いには観覧客がずらりと並びます。夜店や縁日も多数出店し、浴衣姿の人々でにぎわいます。

なせばなる秋まつり(9月中旬)

なせばなる秋まつりは、秋の実りと市民文化を祝うイベントで、地元の物産市や伝統芸能の披露、パレードなどが行われます。「なせばなる」は米沢藩主・上杉鷹山の名言としても知られ、米沢の精神文化を表す象徴的な言葉でもあります。

上杉神社 初詣(1月)

上杉神社は、初詣スポットとしても非常に人気があり、毎年多くの参拝客でにぎわいます。謙信公を祀る歴史ある神社であり、静かな境内に新年の願いを込めて多くの人が訪れます。

周辺地域の代表的なイベント

川西ダリヤ園とダリヤ祭り(川西町・8月~10月)

米沢市の西隣にある川西町では、ダリヤ園が有名で、8月から10月にかけて「ダリヤ祭り」が開催されます。650品種10万本以上のダリアが咲き誇る様子は圧巻で、フォトスポットとしても人気です。

長井の黒獅子まつり(長井市・5月)

米沢市から車で約40分の長井市では、毎年5月に黒獅子まつりが行われます。黒塗りの獅子が勇壮に練り歩くこの行事は、地域の守り神としての意味合いがあり、独特の文化を感じることができます。

米沢の特徴的な文化や風習

上杉謙信・鷹山ゆかりの地としての歴史文化

米沢市は、戦国武将上杉謙信や藩政改革で名高い上杉鷹山にゆかりのある町として知られています。市内各地に史跡やゆかりの施設が点在し、歴史好きには特に見応えがあります。上杉神社や松が岬公園、米沢城址などはその代表的な場所です。

冬の厳しい寒さと雪国ならではの風景

米沢は豪雪地帯でもあり、冬は2メートル以上の積雪があることも。そのため、雪灯篭まつりやスノーアクティビティも盛んで、雪景色を活かした祭りが多いのも米沢の特徴です。

米沢の気温・天候

四季の移り変わりと気温の傾向

米沢市は山形県の南部に位置し、内陸性気候の影響を強く受けます。四季がはっきりとしており、春と秋は比較的短く、夏は暑く、冬は豪雪地帯として知られるほど雪が多く降ります。それぞれの季節の気温や気候の特徴を以下にご紹介します。

春(3月下旬〜5月)

気温と気候

春の米沢は、3月下旬頃から少しずつ雪が解け始めます。4月にはようやく暖かさを感じられ、5月には気温も15〜20℃程度まで上昇し、花々が咲き始めます。

特徴

桜の名所である上杉神社では4月中旬ごろに満開を迎えることが多く、観光にも適したシーズンです。朝晩は冷え込む日もあるため、防寒具はまだ必要です。

梅雨(6月中旬〜7月中旬)

気温と気候

梅雨の時期は全国的に雨が多くなりますが、米沢では比較的降水量は少なめです。ただし、湿度は高く、じめじめとした天気が続くことがあります。気温は20〜25℃前後になります。

特徴

降水日数はそれなりにあるものの、東北内陸部特有の梅雨の穏やかさが特徴です。農作物の生育が進む季節であり、緑がいっそう鮮やかになります。

夏(7月中旬〜9月上旬)

気温と気候

米沢の夏は内陸性気候のため、日中は30℃以上の真夏日になることもありますが、朝晩は比較的涼しいです。8月のお盆の頃には気温がやや落ち着きます。

特徴

米沢市はフェーン現象の影響で、山から吹き下ろす乾いた風によって急激に暑くなる日があります。また、夏祭りや花火大会などのイベントも多く、観光には最適な時期のひとつです。

秋(9月中旬〜11月上旬)

気温と気候

9月中旬から涼しくなり、10月には最高気温が15℃前後まで下がります。11月に入ると一気に冬の足音が近づき、初雪が観測されることもあります。

特徴

秋は空気が澄み、紅葉が美しく映えるシーズンです。特に、白布温泉や上杉神社周辺の木々の色づきは観光客に人気です。また、収穫の季節として果物狩りも楽しめます。

冬(11月下旬〜3月中旬)

気温と気候

米沢の冬は非常に寒く、1月・2月には最低気温が氷点下10℃近くになることも珍しくありません。12月下旬から3月にかけて積雪があり、積雪量は多い年で2メートルを超えることもあります。

特徴

米沢は東北屈指の豪雪地帯の一つで、スキーやスノーボード、雪まつりなどのウィンタースポーツ・イベントが盛んです。雪の多さを活かした観光資源が多く、雪灯篭まつりなど幻想的な行事も開催されます。

雨・台風の影響について

年間の降水量

米沢市の年間降水量はおおよそ1,200〜1,500mmで、日本海側の地域に比べると比較的少ないですが、冬の降雪が非常に多いのが特徴です。

台風の影響

内陸部にあるため、台風の直接的な被害は少ないものの、まれに強風や大雨がもたらされることもあります。秋の台風シーズンには天気予報の確認が重要です。

米沢へのアクセス

鉄道を利用したアクセス

東京方面からのアクセス

東京駅から米沢駅までは、東北新幹線と山形新幹線を利用することでアクセスできます。東京駅から福島駅までは東北新幹線で約90分、福島駅で山形新幹線「つばさ」号に乗り換えて米沢駅まで約40分となっており、所要時間は合計でおよそ2時間30分程度です。

仙台方面からのアクセス

仙台駅から米沢駅へは、仙山線で山形駅まで約75分、さらに奥羽本線に乗り換えて米沢駅まで約60分。乗り換えを含めて約2時間30分程度となります。

山形市からのアクセス

山形駅から米沢駅へは、JR奥羽本線(山形線)を利用して、約1時間の鉄道旅となります。1時間に1本程度の運行があり、日中の移動も比較的便利です。

高速バスを利用したアクセス

東京からの高速バス

新宿駅西口バスターミナルから、米沢行きの夜行バスが運行されています。所要時間は約6〜7時間で、料金は新幹線より割安です。深夜に発車して早朝に到着するため、宿泊費を節約したい方にもおすすめです。

山形市内・仙台市内からのバス

山形市や仙台市からは、一般路線バスや観光バスが運行されており、米沢とのアクセスは比較的スムーズです。特に観光シーズンには臨時便が増便されることもあります。

車を利用したアクセス

東北自動車道・山形自動車道を経由

東京方面からは、東北自動車道の福島飯坂ICで降り、そこから国道13号線を北上して米沢市へアクセスします。所要時間は約5時間です。

山形方面からのドライブ

山形市から国道13号線を南下するルートが一般的で、車での所要時間はおよそ1時間です。交通量は比較的少なく、景観を楽しみながらのドライブが可能です。

空路からのアクセス

最寄りの空港

米沢市には空港がないため、空路で訪れる場合は山形空港または仙台空港を利用します。

山形空港から

山形空港からは車またはバスで山形駅に移動し、そこから奥羽本線に乗り換えて米沢へ向かう形になります。全体の所要時間は約2時間〜2時間30分程度です。

仙台空港から

仙台空港からは、仙台駅まで空港アクセス線で約25分、そこから山形駅を経由して米沢へ向かうルートが一般的です。全体の所要時間は約3時間ほどです。

米沢の移動手段

市内の主要な交通手段

公共交通機関(路線バス)

米沢市内には「山交バス」が運行しており、市内の各主要スポットを結んでいます。米沢駅を起点に上杉神社や米沢市立上杉博物館、温泉地などへのアクセスが可能です。ただし、バスの本数は限られているため、時刻表の確認が重要です。

主な路線と目的地

レンタカー

米沢市内の観光を自由に回るならレンタカーの利用が非常に便利です。市内には複数のレンタカー会社(トヨタレンタカー、日産レンタカー、ニッポンレンタカーなど)があり、米沢駅前でも貸出・返却が可能です。特に山間部の温泉や歴史的建造物、郊外の果樹園などを巡る際におすすめです。

観光客向け移動サービス

観光タクシー

米沢市では観光タクシーサービスが充実しています。運転手が観光案内も兼ねてくれるため、観光と移動を一度に楽しめる手段として人気があります。上杉神社や米沢城跡、温泉地などを短時間で効率よく巡りたい方に最適です。

レンタサイクル

市内にはレンタサイクルサービスもあり、米沢駅前や上杉神社付近で自転車を借りることが可能です。市街地は比較的平坦なため、自転車での移動がしやすく、気軽に観光を楽しめるエコな手段として注目されています。

郊外や周辺エリアへの移動

鉄道(奥羽本線・山形線)

米沢駅から奥羽本線を利用して山形市や福島市方面へ移動が可能です。郊外の観光地へのアクセスや次の目的地への移動にも便利です。

路線バス・高速バス

米沢駅からは山形市、白布温泉、高畠町、長井市などへ向かう路線バスが運行されています。また、観光シーズンには観光地と連携したシャトルバスが出ることもあります。

米沢の観光コース

歴史と温泉を巡る一日モデルコース

午前:上杉謙信公ゆかりの地を訪れる

上杉神社は、戦国武将・上杉謙信公を祀る神社で、米沢観光の定番スポットです。松が立ち並ぶ静かな境内と堀に囲まれた風情ある佇まいが特徴で、歴史好きには特におすすめです。

境内には米沢市上杉博物館もあり、上杉家に関する資料や美術品が展示されています。春には桜、秋には紅葉が美しく、四季折々の魅力を楽しめます。

昼:名物・米沢牛を堪能

お昼は、米沢牛の名店でランチを楽しみましょう。「登起波」や「吉亭」などの老舗レストランでは、米沢牛のすき焼きやステーキ、焼肉などが人気です。予約をして訪れると安心です。

午後:温泉で癒しのひととき

午後は小野川温泉へ。市街地から車で約20分の場所にある温泉地で、「美肌の湯」としても知られています。日帰り入浴施設や共同浴場も複数あり、旅の疲れを癒すのに最適です。

また、温泉街には名物の「ラジウム玉子」や足湯もあり、散策しながら楽しめます。

夕方:伝統工芸や土産物探し

米沢駅周辺や市内の土産物店では、米沢織や上杉家ゆかりのグッズ、米沢牛加工品、地酒などが手に入ります。観光の締めくくりにお土産を選ぶ時間も楽しみのひとつです。

自然と歴史を楽しむ半日コース(ドライブ向け)

1. 伝国の杜と米沢城跡を散策

上杉神社と伝国の杜(博物館)を見学し、歴史的な背景を学ぶことができる半日観光に最適なスタートです。

2. 山岳信仰の地「西吾妻スカイバレー」へ

時間がある場合は車で白布温泉〜天元台高原方面へ向かい、西吾妻スカイバレーを通る絶景ドライブもおすすめです。夏は緑、秋は紅葉が見事で、カメラ片手にのんびりしたい方にぴったり。

季節限定・体験型観光コース

春〜夏:果物狩り体験

初夏にはさくらんぼ狩り、夏はぶどうや桃狩りが楽しめます。米沢市周辺には観光果樹園が多く、家族連れやカップルに人気です。

秋:紅葉とグルメツアー

秋は米沢市近郊の山々が紅葉に染まり、ドライブやハイキングに最適な季節です。また、秋の味覚を楽しめるグルメイベントも各地で開催されます。

冬:スキーと温泉

天元台高原スキー場では、雪質の良さと豊富な積雪でスキーヤーに人気があります。滑ったあとは白布温泉でのんびりと過ごすのが定番コースです。

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