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山形県 > 鶴岡(庄内) > 行者にんにく

行者にんにく

(ぎょうじゃ)

修験者の厳しい修行を支えたと伝わる、香り豊かな山の恵み

行者にんにくは、にんにくに似た強い香りと風味を持つ、山菜の一種です。その名前は、山にこもって厳しい修行を行う修験者(行者)が、滋養のある植物として食べたことに由来するといわれています。

地域によってさまざまな系統がありますが、庄内地方の在来系統は姿が整っており、茎の一部が赤くなるのが特徴です。その品質から、首都圏の市場でも人気の高い山菜として知られています。

にんにくのような香りと豊かな風味

名前の通り、味や香りはにんにくに近い風味があります。独特の香りを生かして、生のまま食べるほか、醤油漬けやおひたし、天ぷらなど、さまざまな料理で楽しめます。

おすすめの食べ方

醤油漬けにするとご飯のお供として楽しめるほか、天ぷらにすれば香ばしさが加わり、また違った味わいになります。シンプルなおひたしにして、行者にんにく本来の風味を楽しむのもおすすめです。

鶴岡市朝日地区で受け継がれる栽培

山形県鶴岡市の朝日地区では、30年以上前から、野山に自生していた行者にんにくを自宅へ持ち帰り、栽培する取り組みが始められていました。現在では、約20軒の農家が栽培を行っています。

時間と手間をかけて育てる行者にんにく

行者にんにくは成長が遅く、虫や病気の被害も受けやすいため、栽培には多くの手間と時間がかかります。収穫を迎えるためには、長い年月をかけてじっくり育てる必要があります。

収穫時期になると、秋に畑から掘り起こした株を暖かなビニルハウスへ移します。温度の高い環境で成長を促すことで、約2~4週間ほどで収穫できる大きさまで育てます。

栽培を始めてから8年ほどの歳月を経て、ようやく出荷を迎えることもあります。長い時間をかけて育てるからこそ、収穫と出荷を迎えたときの喜びも大きい、貴重な山の恵みです。

春から初夏にかけて味わう旬の味覚

行者にんにくの旬は4月から6月。特に5~6月には、露地で育ったものが出回り、より豊かな風味を楽しむことができます。

旬

4月・5月・6月

Information

名称
行者にんにく
(ぎょうじゃ)

鶴岡(庄内)

山形県