「いたどり」「どんごい」「どんぐり」など地域によって様々な呼び名がある“どんごえ”。山形県鶴岡市の伝統食材で、鶴岡市では塩漬けにして保存したものを、食べるときにたっぷりの水で塩だしをしてから調理される。
塩漬けにすると表面があめ色になるが、炒めると鮮やかな緑色に戻るという。炒めすぎると歯応えがなくなるので、短時間でさっと炒めるのが調理のコツだそうだ。
鶴岡市は学校給食の発祥の地で、その当時の給食にどんごえが使われていたことから、現在でも学校給食記念日(12月24日)に、それを再現したおにぎり、塩引き、どんごえの炒め物が出されている。
別名 いたどり、どんごい、どんぐり
旬 4月 5月 6月