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でごづげのけんちん

古漬けになったたくあんも無駄にしない先人の知恵

古漬けのたくあんを油で炒めた料理。昔から鶴岡では、古漬けになったたくあんのことを「でごづげ」と呼ぶ。また、けんちんとは普茶料理の巻繊(ケンチェン)が元になった料理方法で、油で炒めた後、だし汁を加えて汁気がなくなるまでさらに炒め、醤油で仕上げる料理方法。漬物樽の底で古くなったたくあんを塩抜きして、だし汁で炒めることで立派なおかずになる、昔ながらの知恵がつまった郷土料理。かつて新たに大根を漬ける直前である冬によく食べられた。

別名     古漬たくあんのけんちん炒め 

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名称
でごづげのけんちん

鶴岡(庄内)

山形県