最上川三難所そば街道の誕生
村山に伝わる美味しいそばを多くの人に味わってもらおうと、1994年に「最上川三難所そば街道」がスタートしました。
このそば街道は、素材や技にこだわる9軒のそば店と、そば打ち体験ができる農村伝承の家で構成されています。
最上川三難所そば街道は、素材や技にこだわりを持った9軒のそば店と、そば打ち体験ができる農村伝承の家から成り立っています。
全国で初めて誕生した「そば街道」であり、村山市から山形市までの15kmにわたって蕎麦店が点在しています。
板そばの由来
この地域では昔から、農作業後に大きな長い板や木箱に蕎麦を盛り付けてふるまう風習があり、それが「板蕎麦」の由来となっています。
水分の吸収が蕎麦に適している木の板を使うことは、先人たちの知恵でした。蕎麦を打つことは家庭料理として一般的で、伝統が受け継がれてきました。
この地域では昔から、農作業後に大きな長い板や木箱に蕎麦を盛り付けてふるまう風習があり、これが「板蕎麦」の由来です。木の板を使うことは、先人たちの知恵でした。そばを打つことは家庭料理として一般的で、伝統が受け継がれてきました。
最上川 三難所
最上川は江戸時代まで、物資の流通や交通手段として河川舟運の道として利用されていました。かつては流れが急で最上川の中流の村山市に通過が困難な舟運の3つの難所(碁点、隼、三ヶの瀬)があり、最上川三難所の名前は由来になっています。なお、現在は流れも穏やかになっています。
振興会と蕎麦店の基準
「最上川三難所そば街道振興会」には12の蕎麦店と、そば打ち体験ができる「農村伝承の家」が加盟しています。街道の蕎麦店は、手打ちそばの提供、地元産そば粉の使用(80%以上)、地域の水の使用、おもてなしの心を大切にするなど、共通の基準を持ち、質の高いサービスを提供しています。