歴史と特徴
寒河江温泉は、昭和29年に湧いた温泉で、寒河江市街地を中心に9件の宿があります。これらの宿はすべて源泉100%掛け流しで、美肌の湯として知られています。昭和55年に湧き出した新寒河江温泉とともに、県内外の多くの人々に愛されている温泉地です。
泉質と効能
寒河江温泉の泉質は炭酸水素塩温泉で、「美人の湯」と呼ばれることが多く、肌が滑らかになります。お湯は琥珀色で少しのぬめり感がありますが、湯上り後はさっぱりとした清涼感があります。効能には糖尿病、痛風、慢性皮膚病、慢性婦人病、高血圧症などがあります。
新寒河江温泉は単純温泉(低張性中性高温泉)で、体に与える刺激が少なく、柔らかい感触が特徴です。効能には神経痛、五十肩、運動マヒ、慢性消化器病などがあります。
足湯スポット
高瀬の湯
高瀬の湯は、最上川の近くに位置し、蔵王や朝日連峰、月山などの美しい山々を望む絶好のロケーションにあります。
せせらぎ足湯
寒河江駅前の休憩スポットとして親しまれているせせらぎ足湯には、足と一緒に手も温められる手湯があり、憩いの場となっています。
日帰り温泉施設
湯るりさがえ
新寒河江温泉の源泉掛け流し大浴場やサウナ室、福祉風呂などを備えた市民浴場です。豊富な湯量と熱めの温泉が特徴です。
花咲か温泉 ゆ~チェリー
男女それぞれに浴槽が3つあり、全て泉質の異なる100%源泉掛け流しの日帰り温泉施設です。露天風呂、サウナ、売店、食堂、休憩室(有料)など、施設も充実しています。
寒河江市の魅力
寒河江市内には寒河江駅に近い市街地を中心に様々な宿泊施設が点在しており、さくらんぼ狩りをはじめとした観光の拠点として多くのリピーターが訪れます。寒河江温泉は100%源泉掛け流しで、足湯や日帰り温泉施設など、用途に合わせて楽しむことができます。さらに、全国でも有数のバラの生産地である寒河江ならではのバラ風呂も人気です。バラの香りによるリラックス効果と美肌効果も抜群です。