フードとステージイベント
イベントではワインに合うフードの出店やステージイベントも開催されます。浴衣を持参すると無料で着付けサービスも受けられ、浴衣姿でお城とワインを楽しむことができます。
開催背景と歴史
山形ワインバルは2014年に初開催され、かみのやま温泉旅館組合青年部を中心に企画されました。上山市内はもとより、市外や県外からも多くのワイナリーが集まる一大イベントです。
イベントは初夏に年1回開催され、会場は上山城周辺および十日町商店街の一部が使用されます。イベントのコンセプトは「各地の個性あふれるワインとの出会いの場所であり続ける」。
上山市のワイン生産地としての特長
上山市はブドウ栽培に適した環境が整っており、降雨量が少なく、日当たりの良い傾斜地が多く、土地の水はけが良いなどの条件が揃っています。この地域では、豊かな風土を熟知したブドウ生産者やワイン醸造者が暮らしています。
ワインの評価と行政の支援
上山市のワインはその質の高さから、国際的な会議での使用やコンクールで高い評価を受けています。2014年には「かみのやま産のワインによる乾杯を推進する条例」が制定され、2015年には「かみのやまワインの郷プロジェクト」が開始されました。2016年には内閣府による構造改革特別区域「かみのやまワイン特区」に認定されるなど、ワインのブランド化や振興が進められています。
使用されるブドウ品種
かみのやまワインでは、デラウェア、カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、マスカット・ベーリーAなどが多く使用されます。その他、シャルドネ、ナイアガラ、ブラッククイーン、リースリングリオン、プティ・マンサンを使用したワインも見られます。