蔵王温泉の魅力
蔵王温泉は、JR山形駅から車で40分ほどの場所にある東北最大級のマウンテンリゾートです。古くは高湯(たかゆ)、もしくは最上高湯(もがみたかゆ)と呼ばれ、開湯は1900年前とされ、西暦110年頃に発見されたと伝えられる温泉場です。県内はもとより、日本でも有数の長い歴史を持つ温泉地です。スキー場がオープンして以来、四季折々の美しい自然が見られる一年中楽しめるリゾート地となっています。
蔵王温泉には共同浴場や日帰り入浴施設があり、蔵王温泉スキー場に隣接しています。温泉街には数十件の旅館やホテルが建ち並び、その数は企業の保養所を含めて120軒以上です。温泉街に沿って酢川が流れ、上流には温泉を祀った酢川温泉神社があります。
自然と湯の醍醐味を楽しむ
蔵王温泉大露天風呂は、一度に約200人が入浴できる蔵王の名所です。温泉街から車で数分の山奥に位置しており、蔵王を代表する野趣あふれる大きな露天風呂です。
階段式の露天風呂は4段あり、女性用と男性用に分かれています。周囲は樹木に囲まれ、川のせせらぎや鳥の鳴き声が心地よいBGMとなります。木々の隙間から差し込む心地よい日差しの中、自然に囲まれた開放的な露天風呂でリラックスしましょう。温泉の効能には美肌効果や血管の若返り効果があり、美人づくりの湯とも称されています。
蔵王温泉大露天風呂にはシャワーがなく、石鹸やシャンプーは利用できません。お湯は強酸性のため、ゴシゴシ洗わずとも脂分が落ちやすい性質があります。
掛け流し温泉
蔵王温泉は美人づくりの湯として知られる強酸性の硫黄泉です。蔵王大露天風呂では、源泉100%の掛け流し温泉で、加水・加温は一切行われていません。
5箇所の源泉から毎分573リットルの湯量を誇ります。湧出温度は40℃〜53℃で、入浴に最適な温度です。蔵王温泉街の東方に位置する温泉群の一つで、かつては切り傷やあせも等に特効のある湯花の採取場として利用されていました。
泉質:酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉(酸性泉)
源泉温度:45~66度
自然の中での贅沢なひととき
蔵王温泉大露天風呂は、緑の中にあり、心が洗われるような清々しさがあります。秋の紅葉の中での入浴も風流で、郷愁を誘います。
川の流れと野鳥のさえずり、蔵王温泉独特の硫黄の匂い、高原ならではのひんやりとした空気、目に飛び込んでくる大自然…五感を刺激する蔵王温泉大露天風呂は、まさに贅沢なひとときを満喫できます。